施工Q&A

※このページは施工についてのQ&Aになります。

システム概要に関する質問
パネル取付に関する質問
配管施工に関する質問
メンテナンスに関する質問
室外機に関する質問

システム概要に関する質問

:対流型エアコンのシステムに組込み(熱源機の共用)は可能ですか?

A:いいえ、出来ません。

:温水循環式床暖房のシステムに組込み(熱源機の共用)は可能ですか?

A:いいえ、出来ません。

:他社製の輻射式冷暖房のシステムに組込み(熱源機の共用)は可能ですか?

A:場合により可能です。組み合わせ運用している例もございます。但し、弊社の製品保証の対象外となる場合もございます。

:循環水に地下水など、指定の不凍液以外の利用は可能ですか?

A:いいえ、出来ません。

:導入建物の新築時、改修時での導入において制限などはありますか?

A:建築側の状況で判断頂く必要があります。どちらの工事でも導入は可能です。但し、配管敷設工事が発生する為、新築時の方がより制限が少なく工事が可能と予測されます。

:ドレンルートで、勾配が取れない場合は、何か排出方法はありますか?

A:ドレンポンプを設置し、ドレンをポンプアップ、排出する方法がございます。

:室内に電源は必要ですか?

A:いいえ、不要です。

:住宅の場合、居室ごとにパネル設置が必要ですか?

A:はい。壁で区切られた空間の場合、部屋ごとの設置が必要です。

:パネルの設置箇所に制限などはありますか?

A:冷房運転時に、直射日光があたる場合、能力が著しく低下する場合がありますので、配置計画に注意が必要です。

:運転温度設定は可能ですか?

A:はい。室温設定ではなく、循環する水温設定となります。

:パネルを複数枚設置した場合、個別で運転ON/OFFや温度設定を変える事はできますか?

A:別途、室外機側のオプション機器の追加とその為の設備設計をする事で可能となります。

パネル取付に関する質問

:建物側の補強は必要ですか?

A:必要です。ブラケットを取付ける位置に壁下地(合板12㎜など)が必要となります。

:パネル取付部の内装仕上げは何か指定はありますか?

A:特に指定はありませんが、室内外の温度差や湿度により、壁面が結露するケースが稀にある為、パネル本体の裏側は、調湿機能を有した内装材で仕上げる事を推奨しております。

:パネル本体と周辺の家具、建具との離隔に指定はありますか?

A:上下は100㎜(配管方向により変わります)左右は50㎜距離を確保する必要があります。

配管施工に関する質問

:配管の材料に指定はありますか?

A:架橋ポリ管を推奨しております。詳細は施工要領書をご確認お願いします。

:ドレン配管は保温が必要ですか?

A:はい。保温材付きのドレン配管またはドレンホースの利用を推奨しております。

メンテナンスに関する質問

:導入後のメンテナンスは、どうすればよいですか?

A:パネル表面、ドレンパンの日常清掃について下記を実施してください。(ユーザー様にて)
暖房利用時:ハンディモップなどでの埃等の除去。
冷房利用時:運転時は結露水で濡れますので、柔らかい布やスポンジ等での埃、カビ等の除去。汚れが強い場合は、中性洗剤を含ませて清掃をしてください。発生する結露水と埃、チリなどの組合せはカビの温床となり易い為、2~3週間に一度のこまめな清掃がおすすめです。

:導入後の定期点検などは必要でしょうか?

A:不凍液についての定期点検を実施してください。(施工工事業者様にて)
推奨頻度:冷房、暖房利用シーズン前、1年1回、最低限3年に1回程度
不凍液量:濃度チェックを実施した上で、量が不足している場合や、濃度が低下している場合は継ぎ足しなどでの量、濃度調整を実施してください。
費用目安:室外機1台、パネル2,3台程度で半日作業、作業費¥50,000+不凍液¥8,000程度
(※システム規模、実施工務店、エリアによって異なります)

室外機に関する質問

:海から近いエリアですが、室外機に塩害対策仕様はありますか?

A:室外ユニットの設置場所から海までの距離が約300m~1km以内の場所の場合、塩害対策仕様の選定をお願いします。
その際、建物の影など、潮風が直接室外ユニットにあたらない場所への設置をお願いします。
また、1㎞以上離れている場合でも、風向きなどによって、潮風の影響を受ける場合もある為、お客様にてご判断、選定をお願いします。
300m以内の場合は、設置を想定しておりません。
※室外機メーカー=長府製作所の場合

:同様に、ヘッダーボックスに塩害対策仕様はありますか?

A:室外機と異なり、機械内部に風を通す機構ではない為、ご用意がない為、通常仕様製品を選定下さい。
但し、海から近い環境では、そうでない環境とは異なり、外装の錆付着が早いなど、製品寿命に影響がある可能性もございます。
室外機と同様、潮風に直接当たらない場所への設置が望ましい為、それらを考慮して配置して頂く必要がございます。
※室外機メーカー=長府製作所の場合

© 2024 THEAR ONLINE SERVICE